パソコンの画面録画を無料で行う方法とは? 基礎から解説 – 【無料】画面録画・動画キャプチャ・AI自動議事録のWARP（ワープ）

大事なWeb会議の内容を記録したい。リアルタイムに指示を伝達する動画を迅速に制作したい。ビジネスの場でも動画を活用する場面が広がり、PC上の画面を録画する状況も発生することでしょう。

そこで当記事ではPCの機能を用いて画面録画を行う方法と、画面録画や動画共有に強みのあるアプリケーションについてご紹介します。

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Windowsで画面録画を無料で行う方法

「Windows 10」以降の「Windows OS」が搭載されたパソコンの場合、標準で付属されている機能(アプリケーション)を使って画面を録画できます。
具体的な手順は次の通りです。

1. 録画したい対象のアプリを開く

まずは画面録画を行いたいアプリを起動します。このときアプリのタイトルバーをクリックするなどして、対象のアプリが最前面(アクティブウィンドウ)に来るようにしておいてください。

2. スタートメニューからXbox Game Barをクリック

録画を開始する準備が整ったら、画面左下の「スタートボタン」をクリックし、アプリ一覧画面の「X」の欄にある「Xbox Game Bar」をクリックして、録画アプリを起動してください。画面が少し暗くなって、前面に複数のウィンドウが表示されます。
Xbox Game Barは、キーボードの「Windowsボタン」+「Gキー」を同時押しでも起動します。

Windows 10以降のOSを使っているにもかかわらず、Xbox Game Barがアプリ一覧にない。そのような場合は、Windowsの設定でXbox Game Barの機能を有効化する必要があります。
「スタートボタン」→「設定」から設定メニューを開き、「ゲーム」をクリックしてください。「Xbox Game Bar」の設定画面で機能を「オン」にすることで、Xbox Game Barが有効化されます。

3. キャプチャウィンドウから録画を開始する

幾つもウィンドウがあるので最初は戸惑ってしまうかと思われますが、録画の開始自体は簡単です。

「キャプチャ」と記されたウィンドウメニューの中にある丸いボタン(「録画を開始」)を押すと、録画が開始されます。録画を停止したいときは、同じボタンを再びクリックしてください。その時点で録画が停止されて、それまでのシーンを収めた動画ファイルが生成されます。

ボタンを押す代わりにキーボードの「Windowsボタン」+「Altキー」+「Rキー」を同時押しすることでも、録画の開始と停止が行えます。
録画した動画は、デフォルトではエクスプローラの「PC」→「ビデオ」→「キャプチャ」フォルダーに保存されています。
もしフォルダーの位置が変更されていた場合の確認方法は次の通りです。「スタートボタン」→「設定」から「ゲーム」を選択し、「キャプチャ」をクリックします。そこにファイルの保存場所が記載されています。また「フォルダーを開く」ボタンを押すことで、そのフォルダーまで移動できます。

なおXbox Game Barを起動すると、画面内にメニューが幾つも出て煩わしく感じるかもしれません。しかし録画を開始して録画を行うアプリの方を操作すると、メニューは自然に非表示の状態になります。画面上には、録画時間を表示する小さなウィンドウのみが表示されます。

Windowsで画面録画を行うときの注意点

このように標準で搭載された便利な機能ですが、幾つかの点に注意する必要があります。

ウィンドウの大きさを変えると録画が終了する

Xbox Game Barを利用した録画の場合、録画をしているアプリをウィンドウモードから全画面モードに切り替えたり、全画面モードからウィンドウモードに切り替えたりすると、その時点で録画が停止されてしまいます。アプリを最小化した場合やウィンドウのサイズを変更した場合でも、その時点で録画は停止されてしまいます。
ただしウィンドウを移動するだけ、または録画している以外のアプリをアクティブにするだけの場合は、問題ありません。

長時間の録画は空き容量に注意する

Xbox Game Barで録画を行った場合のファイルサイズの目安は、1分間で70MB程度です。30分の動画を制作すると約2.2GB、1時間で約4.5GBもの容量になります。
動画を幾つも制作したり、長時間の録画を行ったりしているうちに、いつの間にかハードディスクの容量を圧迫していたということもあるのでお気をつけください。

録画できない動画もある

動画配信サービスなどではデジタルコンテンツのコピーを防止するため、サイトが「DRM（Digital Rights Management）」という機能で保護されています。これらのサイトをインターネットブラウザで開いて動画を閲覧中に録画しようとしても、流れている動画の部分が真っ黒になってしまいます。

複数のアプリケーションの録画は不可能である

Xbox Game Barは、単体のアプリの動作を録画する録画アプリです。そのためひとつの動画内で複数のアプリケーションの動作を録画したり、デスクトップ画面全体を録画したりすることはできません。
そうした録画が必要な場合は、別の録画アプリを導入する必要があります。

Macで画面録画を無料で行う方法【shift + command + 5】

お使いのMacのOSバージョンが「macOS Mojave(10.14)」以降の場合、特定のキー入力をすることで画面録画を行えます。

1. shift + command + 5を押す

録画したいアプリを起動後、キーボードの｢shiftキー｣+｢commandキー｣+｢5キー｣を同時に押してください。
すると画面の下の方にオンスクリーンコントロール(メニュー画面)が表示されます。

2. オンスクリーンコントロールの「画面全体を収録」を押す

パソコンの画面全体を録画したい場合は、オンスクリーンコントロールの「画面全体を録画」をクリックしてください。するとマウスポインタの形状が「カメラマーク」に変わります。その状態で画面上の任意の場所か「収録」ボタンをクリックすると、録画が開始されます。

範囲を選択して録画をしたい場合は、「選択した画面のみ録画」をクリックしてください。画面上に点線で囲まれた枠が表示されるので、ドラッグして録画する範囲に合わせます。調整が終わったらオンスクリーンコントロールの「収録」をクリックして録画を開始してください。

Macで画面録画を無料で行う方法【QuickTime Player】

macOS Mojave以前のOSであっても、Mac用のメディアツールである「QuickTime Player」を使用することでも、画面録画が行えます。もちろんmacOS Mojave以降のパソコンであっても、同様にQuickTime Playerを用いた画面録画が可能です。

1. QuickTime Playerを立ち上げる

LaunchpadからQuickTime Playerを探して起動します。インストールしたアプリの数が膨大で探しにくい場合は、「Spotlight」から検索してみると良いでしょう。

2. 新規画面収録から録画を開始する

メニューバーから「ファイル」を選択して「新規画面収録」をクリックします。

「スクリーンショット」を開き、ツールを表示させ「収録」をクリックさせたら画面録画開始です。また「オプション」から収録するものを制御できます。画面収録の保存場所の設定や画面収録にポインタを含めることなどができます。

準備が出来たらそれぞれ操作を行って録画を開始してください。収録が終わったらメニューバーの「停止」ボタンをクリックして録画を停止します。録画を停止すると今録画した動画の編集画面が自動で表示されるので、そこから調整などを行えます。

Macで画面録画を無料で行うときの注意点

Macに付属の機能で画面録画を行う場合は、次のような点に注意する必要があります。

音声入りの画面録画をしたい場合は事前に設定を変更する必要がある

これらの機能を用いて画面録画を行った場合、デフォルトでは動画に音声が収録されていません。

メニューバーの設定ボタンから「内蔵マイク」を選択することで、外部のマイクを通して自分の声などを動画に収録できます。PCのシステムの音声も含んだ画面録画をしたい場合は、収録前に別途PCの設定をしておく必要があります。

アップルマークから｢システム環境設定｣をクリックし、｢サウンド｣の設定メニューを開きます。｢出力｣タブで｢Soundflower(2h)｣をクリックしておくことで、録画の際に音声も収録されるようになります。録画が終わったら設定を元に戻しておいてください。
なお操作に慣れておらずPCの設定が難しい場合は、音声収録も可能な別のツールを導入する必要があります。

パソコンで画面録画するとバレる?

通話アプリを用いた外部の方との打ち合わせや商談の際に、話し合った内容を記録しておきたいといったこともあると思われます。そのようなときに画面録画を行うと、相手に動画を撮っていることがバレてしまうのでしょうか。

例えばオンライン会話ツールの「Zoom」には、会議のホストやホストから許可を得た人が、会議の内容を動画で録画する機能があります。
その機能を用いて会議のホストが画面録画を行っている場合、画面の左上にレコーディング中であることを表示するメッセージが表示されます。また他の参加者が画面録画を開始した場合も、録画を開始したことを伝える音声が参加者全員に対して流れます。
このようにオンライン会話ツール自体の機能を用いて画面録画を行う場合は、基本的に相手にもそのことが伝わっていると考えて良いでしょう。

しかしXbox Game BarやQuickTime Playerといったパソコンの機能やアプリを利用して、直接パソコンの画面を録画した場合は、録画を行っていることは相手には伝わりません。

ただし一般的なマナーとして、会議の内容を録画することは事前に了承を得ておくのが良いでしょう。

パソコンの画面録画ができるWARP(ワープ)をご紹介

現在ではパソコンにデフォルトでついている画面録画機能ですが、「あともう少しこんな機能があったら便利なのにな」というときもあると思います。しかし、動画の処理や編集はPCのパワーを使います。アプリを利用することによってPCの動作が重くならないか心配で、アプリの導入をためらっている方もいるでしょう。

そのような方のために、動画キャプチャ＆編集・共有サービスの「WARP」をご紹介します。
WARPはWeb上のサーバーで処理を行うクラウドサービスなので、他の画面録画アプリのようにPCの動作が重くなりにくいのが強みです。

録画から編集までワンストップで可能

様々な機能がついたWARPですが、1番の目的である画面の録画を開始するのはとても簡単です。WARPを立ち上げて「録画開始」のボタンをクリックするだけで、すぐに録画を開始できます。

他の無料アプリですと、録画の終了後は編集のためにわざわざ別のアプリを起動しなければなりません。しかしWARPがあれば、録画が終了したらそのままWARP上で動画の編集を行えます。
動画に字幕を挿入したり、冗長な箇所をカットしたりするなど、編集機能も充実しています。これらの機能を活用して動画を簡潔化した上で、相手に伝えたいことを潤滑に伝達できます。

セキュリティが高く共有も安心・簡単

WARPで録画した動画は、ネット上にアップロードしてURLで簡単に共有できます。

特定の人以外に見られたら困るような重要事項が含まれた動画の場合は、視聴する人を限定したり、動画にパスワードをかけたりすることができるため、セキュリティ面も対策がされています。相手が動画を視聴したかの「既読確認」機能もあるので、連絡漏れの心配もありません。
友達を招待したり、チームを作成してその中で仲間同士動画をシェアしたりすることもできるので、コミュニケーションツールとしても活用できます。

まとめ

パソコンの画面は、操作方法を覚えれば付属している機能やアプリで簡単に無料で録画できます。
これだけでも十分に便利ですが、ファイルを職場内で共有したり、動画を編集して内容を分かりやすくブラッシュアップしたりと、ステップアップしたいときは、ぜひクラウドサービスのWARPをお試しください。

充実した編集機能とセキリティ対策が施されたWARPは、こちらのサイトから無料でサービスをお試しできます。

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